9:50
陣痛促進剤投与開始 即5分間隔のお腹の張りを感じだすが痛みはない。この調子なら薬を増やさないで行けるかも、と言われる。これが陣痛なら最後まで楽勝じゃん?と思うが・・・こんなもんじゃないんだろうな。子宮口は3センチの開き。その後、徐々に促進剤増量される。増やすたびに陣痛間隔が狭くなって痛さのようなものを感じ出す。怖い。
1:30
お腹の中で風船のような何かがパーンと割れる感覚がある。破水したらしい。ナースコールする。その後の陣痛は、先ほどまでとは違う強い痛みになってくる。
2:30
陣痛間隔2分。痛みが来ると看護婦さんが腰をさすって、「ふ〜」っと息のはき方の見本をやってくれる。 どうしようもなく、たまらない痛さ。これがあと何時間続くのかと思うとぞっとする。耐えられるか、産めるか、全く自信がない。痛みが来ると自分で自分の腰をさするが、腰まであまり手が届いてない・・・でも何もしないよりましな気がする。耐えられずスタロに「さすりにきてくれ」のメールをする。こんな痛み何時間も耐えられないから、無痛分娩にしてくれって言いたいが病院的には子宮口が4センチから無痛分娩の処置をするという説明だったので、まだ言い出せない。
何故かトイレによく行く。なんか便意がある。←後で考えたら、ここでナースに便意を言うべきだった。多分子宮口の開きはそうとう進んでいたんだと思う。
トイレの時はその都度お腹に着けてるNSTを外さないといけないので、いちいちナースコールで「トイレに行きたいんですけど」と言ってNSTモニターを外してもらって、トイレが終わったらまた呼んで付けてもらうのが面倒くさい。
看護婦さんが3時のおやつは食べれるか?と聞きにくる。おいおい、お前アホかと。こんなひーひー苦しんでる状況で誰がおやつ食うんじゃいっ!!と突っ込みたくなるが、痛さのため言えず「いらない」としか伝えられない。トイレにから帰ってきて「うんこしたい」という私の様子が尋常じゃないと思ったのか、内診しだす。
看護婦さん 「あら。」
は?今「あら」って言ったけどそれ、何よっ!?って思ったらナースコールで「Sさん、子宮口全開プラス1です」との声が響き渡る。は、はい?!全開って??3センチの次がいきなり11センチってことですか?!!いつの間に??っていうか、だからこんなに痛い訳?もーそんなのおやつ食える訳ねーだろがっ!!
早速、陣痛の谷間の1分に分娩室まで移動するってことになるが・・・1分じゃ着かないよ。なんせ私の病室、分娩室まで1番遠い部屋なんですから(涙)
でも途中何度かうずくまり休憩を入れつつ、何回かの陣痛の波をかき分け、ナースステーションに到着。着いたらまたしてもトイレに行きたくてたまらない。ナースに「うんこしたい。うんこがでそう」と何度も言うと「Sさん!それうんこじゃないのよ!赤ちゃんよ!だしちゃダメ!我慢して!!」と言われる。えええーーーこの便意が赤ちゃんの出るサインだったのかよーーーと思ったけど、そんなの言う余裕無し。それに陣痛で頭がおかしくなりそうだし、1分おきに痛みは来るし、看護婦さんの話なんて聞いていらんないもんだから「うんこでるー!うんこでるー!」と分娩室の横の部屋で叫びまくる。多分廊下まで丸聞こえなはずで・・・後で考えたら、絶対笑うネタにされてるだろうなーと思った。
分娩室にはベッドが2台あるんだがあたしより遥かに前から陣痛で苦しんでいる先客が居たため寝かしてもらえない。「まだ空かないの?こっちは全開だよ」と叫ぶナース。仕方なく隣の部屋の簡易ベッドに寝かされる。
3:55
イキムのを呼吸法で逃がすにも限界がある。全然イキマセてもらえない状態で何十分経過してるんだよ・・・。スピードを緩めるため、我慢促進剤を激減させる。スタロが来たのがわかった。間に合ったんだ。わたしがのたうち回る様子を見て「あららら〜」と言ってるように聞こえたけど、全く声を掛けられない。遠くで「ベッドが空きました」という声が聞こえた。陣痛の合間1分が来るのを見計らって、必死で分娩台に移る。もうホント、出る(涙)
4:15 出産
産道を通る痛さってのはあまり感じず、それよりは、とにかく早く出してすっきりしたい!!って感じだった。助産婦さんに言われるままにヒーヒーフー、ウン!と何回かイキんだ。急に「短い呼吸にして」と言われ「ハッハッ」という呼吸に切り替えるよう指示される。その時「あ、もうほとんど産まれてんだ?」と初めて気づいた。そして先生が赤ちゃんを抱えて私に見せてくれた。何て言ったか覚えてない。赤ちゃんに「お前よく頑張ったねー」って言ったような気がする。後、見た瞬間そんなのが入ってたんだ〜!?って驚いたような気がする。産み落とした瞬間は、いつだったのかわからなかった。その後、出血多量で2時間分娩室に安静にされる。
スタロが分娩ベッドの横に来て、手を握ってもらった。涙が止まらなかった。その後夕食が運ばれてきて食べさせてもらった。また泣いた。その後きれいにしてもらった赤ちゃんを抱きかかえて助産婦さんが来た。産まれたばかりでまだ何が何だかわからないだろうに、赤ちゃんの顔の上に手のひらで影を作ってあげたら、私の胸の上に横たわって真っ黒な目でじっとあたしの顔を見てた。 お母さんってわかるんだ〜えらいね〜って言った気がする。
ようやく、終わった。そして、今日からまた始まった。

最近のコメント